#まえにも書いた記事の続編です。
多分これで悩んでいる人多いと思います。
イロイロためしてみてなんとなくわかったことを書いておきます。
手元にThinkPad X230 と やや古いマウスコンピュータ製PCがあり
両方にTensorFlowを入れてみたのですが
どちらも1.5.0 までで1.5.1以降は
import tensorflow で落ちてしまいます。
..で、近年のWindows10渋々移行の波に乗り
X230のかわりにThinkPad T470 を使いだしたのですが
コッチでは最新版が動作することがわかりました。
そのときのInformationでようやくリリースノートの意図がわかってきました。
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ThinkPad X230(Windows 7)
Intel(R) Core(TM) i5-3320M
→命令セット拡張 Intel(R) AVX
マウスコンピュータ製PC
Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz
→命令セット拡張 Intel(R) SSE4.2
ThinkPad T470(Windows10)
Intel(R) Core(TM) i5-7200U
→命令セット拡張 Intel(R) SSE4.1, Intel(R) SSE4.2, Intel(R) AVX2
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たしかに1.6.0からはAVX対応してないPCでは
コンパイルが必要とかリリースノートに書いていましたが、
それはCPUの命令セット拡張の
Intel(R) AVX ではなく
Inten(R) AVX2 でないといけない
ということだと思います。
それ以外は該当環境のオプションを付けて
再コンパイルしないと動作しません。
で、再コンパイルしようと思ってふと
わざわざイチからコンパイルして時間かけてできた
TensorFlowは遅いことが約束されたライブラリでしかないわけで
そんなの使う手間があったらほかのことしたほうが良いよね...
と、いうことでi7クアッドが載っている
マウスコンピュータ製PCも1.5.0 で諦めることにしました...
それまでやたらInformationを無視していましたが
これまでも警告が出ていたのですねえ..
みなさんも搭載CPUのスペックをインテル社サイトで調べて
「命令セット拡張にAVX2」の有無を確認してみてください。
..動けばいい、の刹那的技術者はやっぱりダメだな..
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