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2020年1月8日水曜日

Jetson Nano をWiFiでつなぐ方法を考える

年明けに、Jetson Nanoを手に入れた。

厳密には、Raspberry PiインターフェイスとしてブレイクアウトするJetson Nano 開発ボードを手に入れた。

この開発ボードにはEtherコネクタはついているがWiFiは装備されていない。

ためしに手持ちのBuffalo製WiFi/BLEドングル BSBT 4D200BK をつないでみたが、なぜかSSIDが表示されない..
#ちなみに使用しているUbuntuはJetpackをそのまま使った

厳密にはsudo nmcli device wifi list しても、SSIDを隠しているWiFiルータだけしか表示されない..

どうも調べてみると、Jetpackが正式サポートされているのは
  • Intel 8265NGW Dualband Wireless AC M.2 2230 Device
  • Edimax EW-7811Un USB Wireless Networking Adapter
だけらしい..

JetpackはUbuntuベースだから、比較的新しめなデバイスでもつながるかなと思っていたが、アテが外れてしまった..

上記後者はUSBドングルのようだが、前者はPCIeだ。
一体どこにつなげるのか..とおもっていたら、Jetson Nano本体と開発ボードの間に刺すらしい..しかもサイズがそれほどないのでPCIeでも8265NGWでないと入らないのか..

上記のいずれかを入手すればつながるが、上記以外は独自デバイスドライバをGitHubなりで探し出すか、自分で作るかしなくてはならない..

もっと手近にあるもので..とおもって手元にあるAterm MR05LN をUSBケーブル経由で有線接続したら..つながった..

USB経由でWiFiが使えるようになった。

注意:JetpackをSDカードへ書き込み、最初に起動する際にAterm MR05LNを接続するとブートしない
注意:最初にログインした際の画面ウィザードを終了させないとsudo apt updateしてもエラーになる
注意:クレードル経由(ルータモード)でEtherケーブルを使ってつないだがNGだった。どうもUSBテザリングONだけしか動作しないらしい..

もしやとおもい、HUAWEI-13EAもつないでみたが、こっちはだめだった..

Aterm MR05LNなら最近宣伝している楽天モバイルでも買えるから、この方法なら手っ取り早そうだ..

でも..IoTデバイスとしては、USBコネクタを一つ消費するし(ドングルもそうだけど)、ルータ自体は独自給電だけど、USBデバイスとしてつなぐとおそらくUSB給電になるとおもうので、電源への負担が大きい..ただでさえJetson Nanoの5V電源の動作アンペアがRaspberry Piより大きいので、正直負担だ..

それなら、Buffalo製ホテルルータ(ざっくりいうと有線Etherの口をモバイルルータ化する) WMR-433W2-BK とかでEtherコネクタを消費させたほうがマシかも知れない..さて、どうするかな..





p.s.

ちなみに楽天モバイルで購入したAterm MR05LNだが、初期設定ではAPN設定があやまっていて、自分でAPN設定し直さないとつながらなかった..

 SIMカードがへばりついている紙に「rmobile.jp」にしろって書いているのに、デフォルト設定では「rakuten.jp」になっていた..

カード審査に30分かけるくせに、疎通動作すらしてないで渡すかね、楽天モバイルグランツリー武蔵小○店は..

しかも、オプション品のクレードルおいてなかったし..




p.s. その2

その後、正常動作リストにあったIntel 8256NGW PCIeボードを入手。
つないでみたら、SSIDが全部見えるようになり、すなおにWiFi接続できてしまった..




..やっぱドキュメントを先に読むべきだな..

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