わしCloudStackの最新版インストールしないもんね
..って思っていたのだが
OpenStackばっかりかまっていて
なかなかCloudStack版がでてくる気配がない..
なのでいやいやCloudStack4.0を自前でインストールことになった。
※3.0はこっち→ http://goo.gl/nDkuU
※4.1はこっち→http://goo.gl/xq0kVn
CloudStack3.0では日本語インストールマニュアルがあったが
4.0は私が探した所いまのところない
(ご存知のかたはコメントにでもURLを教えて下さい)。
しょうがないので
Apache CloudStack 4.0.0-incubating
CloudStack API Developers' Guide
(PDF) http://goo.gl/Nrr29
を読んでみた。
一度インストールしていると
英語を適当に読み飛ばしても
だいたいなにやっているかわかる。
4.0(というかApache?)になって
インストール手順がわかりやすくなっていた。
RedHatな人だけでなく
Ubuntuな人にもよりわかりやすく書いている
感じがすることが好感が持てる。
なるほど、2.xのころのような
aptitudeでインストールするのか。
わかりやすくなった最大の点は、
データベースサーバやNFSサーバ、
管理サーバ(Management Server)を1つにするか
分けて立てるかのそれぞれの手順が書いてあることだ。
管理サーバあげてからIPアドレス設計が面倒なのはかわらないが..
とりあえず
管理サーバ、DBサーバ、NFSサーバを1台で
VMware Player上のUbuntu12.4LTSに
セットアップする手順は以下のとおり。
VMware Player上にManagement Serverを
ブリッジ接続+固定IP割り当て
で作成した。
※proxyありなしどちらでもセットアップは可能。
なおIPアドレスは192.168.11.100/255.255.255.0、
デフォルトゲートウェイは192.168.11.1として記述しているので
適宜変更のこと。
あと、
ローカルPCにはUbuntu12.4LTSのISOイメージが用意されている
こととする。
1. Management Server インストール
1.1 VMware Player 仮想マシン構築
VMware Player起動新規仮想マシンの作成
後でOSをインストール
Linux
Ubuntu 64ビット
Cloud Stack 4.0 Management Server
場所は適当
次へ
20.0GB
仮想ディスクを複数のファイルに分割
次へ
ハードウェアをカスタマイズ
新規CD/DVD(IDE)←ISOイメージの場合
ISOイメージファイルを使用する
ファイルパスを指定
ネットワークアダプタ
ブリッジ:物理ネットワークに直接接続
閉じる
仮想マシンの再生
1.2 OSインストール
日本語
~Ubuntu Serverをインストール
はい
日本語
日本語 - かな86
Alt + Shift
戻る
ネットワークを手動で設定
192.168.11.100
255.255.255.0
192.168.11.1
8.8.8.8
tomoko
空欄で次へ
ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする
SCSI (0,0,0) (sda) - 21.5 GB VMware, VMware Virtual S
はい
21.2 GB
はい
Cloud Administrator
cloud
password
password
はい
いいえ
空欄で次へ
自動的にセキュリティアップデートを更新する
続ける
はい
※VMware Playerのメニュー操作
仮想マシン>仮想マシンの設定
CD/DVD(IDE)
物理ドライブを使用する
OK
※仮想マシン上に戻る
続ける
cloud
password
sudo -s
export LANG=C
vi /etc/apt/source.list
(最終行に1行追加)
deb http://cloudstack.apt-get.eu/ubuntu precise 4.0
export http_proxy=http://プロクシサーバFQDN:ポート番号/ ←proxy環境のみ
export http_proxy=http://プロクシサーバFQDN:ポート番号/ ←proxy環境のみ
wget http://cloudstack.apt-get.eu/release.asc
cat release.asc | apt-key add -
aptitude update && aptitude -y dist-upgrade
vi /etc/sysctl.conf
(最終行に1行追加)
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
sysctl -p
aptitude -y install sysv-rc-conf nfs-kernel-server ssh ntp
1.3 CloudStack管理/DB/NFSサーバインストール
mkdir -p /usr/lib/cloud/common/scripts/vm/hypervisor/xenserver
cd /usr/lib/cloud/common/scripts/vm/hypervisor/xenserver
wget http://download.cloud.com.s3.amazonaws.com/tools/vhd-util
chown a+x ./vhd-util
aptitude -y install cloudstack-management
aptitude -y install mysql-server
password ←MySQLのrootパスワード
password
vi /etc/mysql/my.cnf
([mysqld]セクションの最後に以下の5行を挿入)
innodb_rollback_on_timeout = 1
innodb_lock_wait_timeout = 600
max_connections = 350
log-bin = mysql-bin
binlof-format = 'ROW'
service mysql restart
cloud-setup-databases cloud:password@localhost --deploy-as=root:password
mkdir -p /export/primary
mkdir -p /export/secondary
vi /etc/exports
(以下の1行を追加)
/export *(rw,async,no_root_squash,no_subtree_check)
exportfs -a
vi /etc/modprobe.d/nfs_lockd.conf
(新規作成:以下の1行追加)
options lockd nlm_udpport=32769 nlm_tcpport=32803
vi /etc/default/nfs-kernel-server
(修正前)
RPCMOUNTDOPTS=--manage-gids
(修正後)
RCPMOUNTDOPTS="--port 892"
vi /etc/default/nfs-common
(修正前)
STATDOPTS=
(修正後)
STATDOPTS="--port 662 --outgoing-port 2020"
reboot
※再起動
cloud ←OSのsudo可能ユーザ
password
sudo su -
password
export LANG=C
export http_proxy=http://プロクシサーバFQDN:ポート番号/ ←proxy環境のみ
export http_proxy=http://プロクシサーバFQDN:ポート番号/ ←proxy環境のみ
rpcinfo -p
※portmap,status,nfsのport番号をメモ
ufw allow 111 ←portmapのポート番号
ufw allow 662 ←statusのポート番号
ufw allow 32769/udp
ufw allow 32803/tcp
ufw allow 2049/tcp ←nfsのポート番号
ufw allow 892
cd
/usr/lib/cloud/common/scripts/storage/secondary/cloud-install-sys-tmplt -m /export/secondary -u http://download.cloud.com/templates/acton/acton-systemvm-02062012.qcow2.bz2 -h kvm -F
cloud-setup-management
以上
以降 http://192.168.11.100:8080/client を開いてadmin/password/(ドメイン空欄)でログインすればよい。
上記の赤字部分はドキュメントにない、あるいは異なる操作をしている。
・source.listはこうしないと私の環境では動かなかった
・apt-keyは、単に何を撮ってきてるか見たかっただけ
・sysconfはIPv6を使っていないので
・no_subtree_checkはUbuntuがエラー出したので明記してかわした
・NFS系のポート関連操作はドキュメントに書いてくれた方法では駄目だったから
・セカンダリNFSデータをダウンロードするところはlib64が自分の環境ではできなかったので
なお最後のcloud-setup-managementを実行しないで管理コンソールを開いてデフォルトパスワードでログインしようとしてもうまくいきません(これで30分くらい悩んだ)。
上記は管理サーバのみなので、全部の構成をインストールしたい場合はこちらを参照して下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿