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2016年5月20日金曜日

"Arduino Yun上のLininoディストリビューションを更新する方法"を翻訳してみた

Ciaoを使用する場合は、LininoOSを更新しなくてもよいのだけど、一応やっておこうと思い、以下のガイドを勝手翻訳してみた。

How to upgrade the Linino distribution for Arduino Yun
http://labs.arduino.org/How+to+upgrade+the+Linino+distribution+for+Arduino+Yun

以下が翻訳文だが、参考にする場合は at your own risk でおねがいします。

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Arduino YunのLininoディストリビューションのアップグレード方法


新しいイメージはLinino.orgが提供しています。
"latest image here"から最新版を入手可能です。



LininoIOをアップグレードする方法は、
更新日付が2015/10/04日付以降の場合は、2つあります: 
  • sysupgradeを使う
  • linup コマンドを使う

警告:
2015/10/04以降のバージョンの場合のみ、この文章に従ってください
2015/10/04より古いバージョンはこのリンク先のガイドに従ってください。


sysupgradeを使ったArduino YUNの更新


rootでSSHログインし、以下のコマンドをタイプしてください:
$ cd /tmp
$ wget http://download.linino.org/linino_distro/lininoIO/latest/lininoIO-generic-linino-yun-squashfs-sysupgrade.bin
$ sysupgrade -v lininoIO-generic-linino-yun-squashfs-sysupgrade.bin

約1分後ボードはリブートされ、ボード上の新しいイメージがロードされます。
注意:
以前のイメージ上でのセッティングを上書きしたい場合、sysupgradeコマンドに-nオプションを追加する必要があります。

$ sysupgrade -v -n lininoIO-generic-linino-yun-squashfs-sysupgrade.bin

警告:
Arduino Yun Miniを使用している場合、更新ステップ内で使用するイメージを以下の指定に変更しなくてはなりません:
$ wget http://download.linino.org/linino_distro/lininoIO/latest/lininoIO-generic-linino-yun-mini-squashfs-sysupgrade.bin
$ sysupgrade -v lininoIO-generic-linino-yun-mini-squashfs-sysupgrade.bin

注意:
全体アップグレードの場合(-nオプションをつけた場合)、rootパスワードはデフォルトの"doghunter"になります。

linupコマンドを使ったLininoOSの更新



(Arduino Yunの)最新リリース上では、最新バージョンもしくは特定のリリースのLininoOSに自動更新するlinupコマンドを使用することができます。コマンドシンタックスは次のとおりです:
root@linino:/# linup
USAGE : linup ( latest or YYYYMMDD.x where x=0,1,2...n ) \
            ( optional : lininoIO or master )


もしLinino OSを最新イメージへ更新したい場合、次のコマンドを実行してください:
root@linino:/# linup latest

順番にLinino OSを更新するためのガイド


1) SSH経由でボードへ接続する
Linuxの場合は、シェルコマンドで"ssh root@linino.local"を実行する
Windowsの場合は、例えばPuttyを使用してSSH接続する

図1 → http://labs.arduino.org/dl1272?display

2) rootでログイン

図2 → http://labs.arduino.org/dl1273?display&scale=1

3) パスワードを入力する

図3 → http://labs.arduino.org/dl1274?display&scale=1

4) コマンド linup latest もしくは linup specif release を入力する

図4 → http://labs.arduino.org/dl1278?display&scale=1

5) "y"と入力する

図5 → http://labs.arduino.org/dl1284?display&scale=1

6) ロードされるまで待機

図6 → http://labs.arduino.org/dl1285?display&scale=1

7) 必要に応じて選択する。

図7 → http://labs.arduino.org/dl1277?display&scale=1

8) 更新終了まで待機する。
注意:
オプション2(-nをつけた既存設定上書きインストール)を選択した場合、rootの新パスワードは初期状態"doghunter"にもどっている。


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上記の通り実際にやってみると..おどろいた。

ブラウザでひらくとLuciパネルが表示されていたのがos.js ベースのGUIにかわっとる..



複数のターミナルが1画面でうごかしたかったのかな..

うわー、ここまでせんでもいいのに..

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