仕事上でわかったことのうち顧客に関わる情報が無い物、一般公開して差し障りのなさそうな事をたまーに投稿しています。 ちなみに、記事上に載せた私が書いたコードは、用途問わず再利用いただいてかまいませんが、保障は一切いたしませんので、あしからず。 ですます調の記事とである調の記事が混ざりますが..こちらも、あしからず。
Translate
2012年5月16日水曜日
IBM Smart Cloud Entry(IBM Smarter kit for Cloud)の話を聞く
IBM営業から話を聞いた。
何かというと、簡単にいえば
CloudStack + 申請・承認ワークフロー + 課金
である。
CloudStackを調べていたら
そういう関連する情報もだんだん集まってくるようになった。
いいのか悪いのか..
価格は書けないが
どこかのニュースサイトで
Citrix CloudStackが25万/ソケットとあったが、
それよりは安かった。
ワークフローは
ユーザがVMインスタンス作成すると
承認者へ申請がとび
きちんと承認を受けないとインスタンスが作れない。
ワークフローは1段のみで
承認者不在なら自動で別の承認者へエスカレーションしてくれたりという
カスタマイズ機能はない。
課金は
あらかじめCPUやストレージなどの単価を登録しておいて、
アカウント単位で合計金額を表示してくれる。
アカウントというのはCloudStackでいうところの
プロジェクトにあたる単位で
アカウント単位で集計する。
AWSにあるようなネットワーク使用料についての課金はできない
予め決められたCPUやストレージ、メモリなどの単位でのみ
課金できる。
画面のカスタマイズは少しできるようだが
基本標準構成で使用することを目的としているようだ。
CloudStackを自社内で展開する場合も
正直ワークフローと課金はほしいなあとおもって
ソースを眺めていたのだけど、
IBMはそのあたりをうまくついてきたわけだ。
CloudStackより後だしじゃんけんだから
機能はCloudStackにあってほしかった機能を少し加え
価格は(製品版より)やや安めにしているところが
まあ..うまい商売しているなあ..とおもう。
IBMの旧10円クラウドのAPIも
独自っぽい。
標準化団体へ献上(?)しているらしいが、
完全互換というわけではなさそうだ。
このへんCloudStackやAWSと全く同じにすれば
簡単にRightScale/enSTRATUSでハイブリッド化できるのにねえ..
そこらへんは自社ブランドへ導出させるため
絞っているようだ。
ぶっちゃけ無料版CloudStackに課金とワークフロー機能
つけてくれないものかねえ..
CitorixとしてはCloudPortalもあるし
やらないだろうなあ..
にしても
そろそろ仮想化に手を出せる企業は
だいたい導入しきってきたところだから、
大手ハードベンダは
こぞってそろそろその次何を売るかで
セルフポータルに目をつけだしているのは
確かなようだ。
p.s.
CloudStackもそうだけど、
みんなHyper-Vを完全に避けて通っているなあ;ーp
..だいじょうぶかな、MSは..
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ClaudeをOpenAI O1のように思考させるDifyサンプルを試す
Difyの「探索」タブにはさまざまなサンプルが載っており、その1つに「Thinking Claude (OpenAI O1 Alternative)」というものがある。 このサンプルがどういうものか、未だに自分でも解けない以下の問題をためしに聞いてみることにした。 『人類の...
0 件のコメント:
コメントを投稿