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2013年10月23日水曜日

CloudStack4.2.0をインストールしたら、システムVMがStartingのままになる




CloudStack4.2.0のdebパッケージが配置されていたので、
早速Ubuntu Server12.04LTSにインストールしてみた。

4.0/4.1/4.1.1/4.1.1-1と全く同じ手順でインストールを行い、
管理コンソールからいざ「ゾーンの有効化」をはじめると..

Secondary Storage VM、Console Proxy VM両方共「Starting」のままで
いくら待っても起動しない。
/var/log/cloudstack/management以下のログを見ると
Exceptionが発生していた。

システムVMが上がらない系の問題は
CloudStackインストールを試す人はぼぼかならず引っかかるが
その際の動きは微妙に違う。

多いのは起動→失敗→インスタンス作り直し→起動→失敗..を繰り返し
VMの名前の数字がどんどん上がっていくパターン。
#こっちはNFSのマウントオプションにミスが有ることが多い

今回はこれとは違うので、mountオプションの問題ではなさそうだ。


いろいろためしたがうまくいかない..

..で、ふと管理コンソールに「領域」という概念が増えていることに気づく。
もしかしたらVMのテンプレート自体がかわっとのかもしれない..

Install Guideを読んでみると..



4.5.9 Prepare the System VM Templateの記述で
cloud-install-sys-mount-tmpltコマンドの
KVMのテンプレートURLが

http://download.cloudstack.com/templates/acton/acton-systemvm-02062012.qcow2.bz


でなく

http://d21ifhcun6b1t2.cloudfront.net/templates/4.2/systemvmtemplate-2013-06-12-master-kvm.qcow2.bz2

になっとる..



..気づくのに、1ヶ月かかった..

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