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2011年9月21日水曜日

Ubuntu Server 10.4LTSのClam AV更新がうまくいかない

Ununtu Server 10.4 LTSに Clam AV を
aptitudeコマンドでインストールして使っているのだけど、
freshclamやclamscan、ブート時などで

This version of the ClamAV engine is outdated.
DON'T PANIC! Read http://www.clamav.net/support/faq

と表示されてしまう。

どうも標準のソースリストでは
ClamAVは更新されないらしい..

で、Googleで色々検索して、

ubuntu:ClamAVのウィルスエンジンが全くアップデートしてくれなかった件。

という記事を見つけた。


で、さっそく
apt-add-repository ppa:ubuntu-clamav/ppa
して更新してみたが..

..うまくいかない..

Googleの検索に乗っかる他の日本語サイトも
同じ方法を紹介している..


しょうがない、正攻法ということで
ワーニングに書いてあるURL

http://www.clamav.net/support/faq

を読んでみた。

Ubuntuの欄に

The Ubuntu backports repository will contain
the newest clamav version that has been at least
lightly tested to work with that version .

Ubuntu backportsリポジトリに
簡単なテストを実施した最新バージョンのClamAVが
格納されている。

..とあった。


どうもこの"Ubuntu backports"をソースリストに
加えればいいらしい。


/etc/apt/source.listの34行目くらいのコメントに

Uncomment the following two lines to add software
from the 'backports' repository.

'backports'リポジトリからソフトウェアを追加する場合
後続の2行をコメントアウトしてください。

なる記述を見つけた。

で41-42行目の

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-backports main restricted universe multiverse
deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-backports main restricted universe multiverse

をコメントアウトして、
aptitude update
aptitude safe-upgrade
してみたら
Clam AV関連パッケージの更新するか聞いてきた。


Yと押してインストールを実行すると、
旧バージョンの設定ファイルの競合を表示していたので、
見てみるとfreshclamのプロクシ設定と
ログのパラメータらしいので
旧バージョンのものをそのままに使用する設定を選択し
終了させ再起動したら..

やっとOUTDATEDがでなくなった。


ただ..backportsのパッケージを許可させていると
ほかのパッケージもここから更新されてしまう..
#さっきもpostfixまで更新しようとしてきたし..

cron-aptで自動更新させている身としては..
このままコメントアウトしておくか..
悩ましいところだ..

p.s.
2011/10/26 今朝Ubuntu Server 10.3 LTS lucidもやっとこさ
0.97.3+dfsg-1ubuntu1~lucid1~ppa1
に更新されたようだ。

..衆議院のパスワード漏洩があったからかな..
#関係ないか..

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