Arduino UNOにわざわざWiFiシールド装備して苦労するなら、最初から標準装備しているマイコンボードを選べばいい..と軽い気持ちでArduino YUNに手を出してしまった。
スイッチサイエンス:Arduino YUN
https://www.switch-science.com/catalog/2210/
そしたら、がっつりはまってしまった。
Arduino YUNは、内部に2つのプロセッサを持っている。
1つはUNOと同系列のATmega32u4、こちらは本体に付いているmicro USBコネクタをケーブルで母艦PCにつないで開発できるようになっている。
で、もうひとつはLinino AR9331、こちらがWiFiやEthernet、SDカード、USBホストコネクタを管理しており、これらをATmega32u4から使用する場合、ブリッジ経由で接続することとなど。
具体的にいうとArduino IDEでSketchプログラムをかくとき、Arduino UNOにシールドを装備させてEthernetやWiFiを使う場合は、EthernetClientクラスやWiFiClientクラスを使っていたが、Arduino YUNで開発する場合はBridgeライブラリを経由して使わなくてはならない(Bridge.begin()してYunClientクラスかYunServerクラスを使って通信処理を実装する)。
購入直後のArduino YUN のWiFi設定ではどこにも接続できないので、最初に設定を変更する。変更手順は、以下のとおり。PCだけでなく有線接続も可能なWiFiルータが必要となる。
- PCをWiFiルータ(LAN側)に接続する
- 有線でWiFiルータ(LAN側)に接続する
- PC上でブラウザを起動する
- 「http://arduino.local」を開く
- パスワードに「arduino」と入力しログインする
- CONFIGUREボタンを押す
- PASSWORD欄に新パスワードを入力する
- CONFIRM PASSWORD欄に同じ新パスワードを入力する
- ここで「advanced configuration panel (luci)」を選択するとより細かい設定が可能なWeb画面が表示される。
- タイムゾーンを「Asia/Tokyo」に変更する
- DETECTED WIRERESS NETWORKS欄を変更して接続したいWiFiルータのSSIDを選択する
- PASSWORD欄にパスフレーズ文字列を入れる
- CONFIGURE & RESTARTボタンを押す
もし、失敗したら本体のUSBコネクタ横にあるリセットスイッチを長押しすれば良い。
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